ネット セキュリティ

インターネットを安全に利用するためには各種セキュリティ対策を講じる必要があります。不正アクセスを筆頭とするサイバー攻撃の被害件数は年々増加傾向にあるため、「自分は大丈夫」と高を括るのは禁物です。

今回は、インターネット回線を不正アクセスから守るセキュリティ対策を3つ解説します。

わんわんわんわん

さて、今回はインターネット回線を不正アクセスから守るセキュリティ対策について解説していくよ!

にゃんにゃんにゃんにゃん

今回もはりきっていこう!

わんわんわんわん

OK!

目次

1. インターネットを利用するデバイスにセキュリティソフトを導入する

インターネット 不正アクセス

マルウェア感染や個人情報の漏えいなどを防ぐために、インターネットを利用する際はデバイスにセキュリティソフトを導入しましょう。

セキュリティソフトは大別するとプロバイダから提供されるソフト、あるいは自ら選んで購入(入手)するソフトが存在します。自分でセキュリティソフトを選ぶときは、有料の正規版ソフトまたは体験版など無償で利用できるソフトの2択です。

セキュリティソフトは外部の者によるインターネットを介した不正アクセスの監視およびブロック、トロイの木馬やワームといったマルウェアの侵入を防除する機能などを備えています。

そのためウイルス(増殖性がある不正なプログラム)を検出し排除することに特化したウイルス対策ソフトよりも汎用性の高いセキュリティ対策として有効なアプリケーションです。

無料体験版は正規版のセキュリティソフトと比べて一部の機能が備えられておらず、さらにメーカーからのサポートを受けられないケースがほとんどです。また製品によって搭載されている機能、無償で利用できる有効期限などが異なるので注意しましょう。

ただし無料ソフトでもマルウェア対策は高いパフォーマンスを示すモデルが多いため、セキュリティソフトを導入しないケースと比べると安全にインターネットを利用できる水準のセキュリティ対策を講じることが可能です。セキュリティソフトは主に以下のようなセキュリティ対策機能があります。

【マルウェア対策機能】デバイスに存在するマルウェアの検出と駆除

セキュリティソフトの代表的な機能がマルウェア対策であり、すでにデバイスに存在するスパイウェアやウイルスといったマルウェアを検出して駆除(隔離)します。マルウェアはデバイスの内部に保管されている個人情報の漏えいやファイルの破損を招くリスクがあるため、侵入している場合は早急に駆除しなくてはいけません。

マルウェアの感染経路は多岐であり、ドライブバイダウンロードや悪意ある者が仕込んだ周辺機器との接続などを要因にセキュリティが脆弱なデバイスに侵入します。マルウェアは主に以下の種類があり、挙動はそれぞれ同様ではありません。

種別 挙動(特徴)
ウイルス デバイスに存在する既存のプログラムを変造して
増殖するプログラム
ワーム 既存のプログラムに依存せず
単体で増殖してプログラムの挙動を妨害するプログラム
トロイの木馬 増殖性はなく無害なプログラムに偽造し
デバイスへ侵入するプログラム
スパイウェア 増殖性や表立った挙動はなく
ユーザーの個人情報を収集して外部に送信するプログラム
キーロガー デバイスで入力されたキーコマンドを読み取る用途として
不正に使われるようになったソフトウェア
ランサムウェア 侵入したデバイスの挙動を妨害し
復元するにあたって金銭を要求してくるプログラム

セキュリティソフトはデバイスのユーザーに不利益をきたす様々なマルウェアを主に以下の方法で検出して駆除します。

  • パターンマッチング
  • マルウェアを識別するパターンによってデバイスにインストールされたプログラムがマルウェアであるか判断し、該当プログラムがマルウェアと判断した場合は駆除。

  • ヒューリスティック
  • ハッシュ値ではなくマルウェア特有の挙動や特徴から該当プログラムがマルウェアであるか判断し、悪意あるプログラムを検出した際は駆除。

  • ビヘイビア
  • 不審なプログラムを実行して実際の挙動からマルウェアであるか判断し、危険と判断された場合は駆除。

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【ファイアウォール】パケットを監視して不正アクセスを防ぐ

ファイアウォールはデバイスに送られてくるパケットの情報を監視するシステムであり、不正アクセスなどインターネットを経由した脅威からデバイスや内部ネットワークを守れるソフトウェアです。

ファイアウォールは大別するとパケットの送信元および送信先の情報を監視して通過させるかブロックするかを判断パケットフィルタリング型、デバイスと外部のサーバを直接つながずプロキシサーバを経由して通信を行うアプリケーション型(プロキシ型)の2種類があります。

ファイアウォールは接続することでデバイスおよびユーザーに危害が発生する可能性があると判断した不正なパケットをブロックし、許諾されたパケットのみ通過させます。

さらに不正アクセスを検出した際はデバイスの管理者へ通知を行い、また内部・外部のネットワークにそれぞれIPを紐付けて識別することでネットワークへの安全な接続を可能にするセキュリティ対策です。

【迷惑メール対策機能】ウイルス感染などの危険があるメールをブロック

セキュリティソフトの迷惑メール対策機能とは、開くとウイルス感染やフィッシングサイトへの誘引といったリスクがある危険なメールを自動で判断してブロックするシステムです。

メールの送信元やテキスト(キーワード)から危険性を判別し、スパムと判断したメールをブロックします。

【個人情報保護機能】個人情報を送信する際に警告して流出を防ぐ

セキュリティソフトに備えられている個人情報保護機能は住所や氏名、銀行口座の暗証番号といった個人情報の流出を防ぐシステムです。

個人情報保護機能に流出を防ぎたい特定の文字列や英数字といたキーワードをあらかじめ登録することで、該当するキーワードをインターネット上に送信する際に警告します。

本機能によって知らずにアクセスしたフィッシングサイトや、スパイウェアによる不本意な挙動によって個人情報を送信してしまうリスクを低減可能です。

【フィッシング対策機能】サイトの安全性を判断して評価・警告する

フィッシング対策機能はウェブサイトの安全性を判断して評価・警告するシステムであり、有害なサイトへのアクセスを未然に防ぐシステムです。

本物そっくりに作られたフィッシングサイト(偽サイト)やワンクリック詐欺サイトなどの有害なサイトを判断し、アクセスする際に警告します。

また未成年者に有害とされているコンテンツを扱うサイトをブロックし、設定したデバイスからのアクセスを禁ずるフィルタリング機能を備えたタイプも存在します。

2. セキュリティ対策の付加サービスがあるインターネット回線を選ぶ

インターネット 回線

セキュリティ対策に有効なオプションやプランなどの付加サービスがセットで導入できるインターネット回線を選ぶことで、それぞれの保守・運用作業を一元管理可能です。両者を一元的に集約すればトラブル時の問い合わせが簡易となり、また従来よりもインターネットを安全に利用する際にかかるコストを削減できるかもしれません。

キュリティ対策の付加サービスがあるインターネット回線は主に以下の種類があります。

【auひかり】セキュリティ対策アプリが最大2ヶ月無料

「auひかり」は大手キャリアのKDDIが提供する光インターネット回線であり、加入すると月額300円のセキュリティ対策アプリ「安心ネットセキュリティ」を最大2ヶ月無料で利用可能です。セキュリティ対策アプリはWindowsとMacおよびAndroidに対応しており、最大3デバイスにインストールできます。

主なセキュリティ対策機能は以下のとおりです。

  • ウイルス・スパイウェア対策
  • 迷惑メール対策
  • ウェブサイトの安全性評価・フィルタリング
  • フィッシング対策

また「auひかり」は契約するプロパイダーを選べるため、加入する際は各プランやサービスなどを参考に選びましょう。

【ドコモ光】ドコモnetと契約するとセキュリティソフトが1年無料

「ドコモ光」のインターネット回線プロパイダーであるドコモnetと契約すると、Windowsで利用可能なセキュリティソフトが1年無料で利用可能です。無料期間はソフトウェアをダウンロードした期日より適用され、満了のタイミングはデバイスに通知されます。

主なセキュリティ対策機能は以下のとおりです。

  • ウイルス・スペイウェア対策
  • ファイアウォール
  • 迷惑メール・脆弱性対策
  • フィルタリング機能

またドコモnetはDNSサーバを経由した不正な通信をブロックする機能を月額無料で利用できるため、安全にインターネットを利用できます。

【フレッツ光】1デバイス分のセキュリティ対策ツールを標準装備

インターネット回線「フレッツ光」のオプションサービスである「セキュリティ対策ツール」は、いずれかのプランに加入すると1デバイス分が標準装備される仕様です。また本サービスはクラウド連携であるためデバイスの動作が軽く、インターネットを快適に利用できます。

主なキュリティ対策機能は以下のとおりです。

  • ウイルス・ウェブ脅威・不正アクセス対策
  • 脆弱性・迷惑メール対策
  • 有害サイト規制・不正侵入防止
  • データ消去ツール・無線LANアドバイザー

またAndroidデバイス向けのセキュリティ対策として不正アプリ対策やアプリ権限チェック機能などの機能があり、さらにトラブル時は通話料無料の電話サポートを受けられます。

3. 特別な知識や技術が不要で誰でも簡易に実行できるセキュリティ対策

男性 パソコン

インターネットに関する特別な知識や技術が不要で、誰でも簡易に実行できるセキュリティ対策を解説します。

セキュリティ対策ソフトやデバイスのOSを常に最新バージョンに保たなければ脆弱性が増す

不正アクセスなどサイバー攻撃の手口は年々巧妙になりつつあり、既存システムの脆弱性を突く不正なマルウェアも日々進化しています。随時発見されるセキュリティホールを埋めるために、各セキュリティ対策ソフト(ツール)とデバイスのOSを常に最新バージョンで保つように心がけましょう。

昨今はセキュリティホールが発見された途端に間髪入れず不正アクセスなどの攻撃が実行されるケースもあるため、完全な対策は困難とされています。しかし古いバージョンを利用しているほど脆弱性は増すため、セキュリティソフトやOSでバージョンアップのパッチが配布されたら忘れずに更新しましょう。

IDやパスワードはブラウザに保存せず定期的に困難なフレーズに変更してオフラインで管理

ブラウザの拡張機能でIDやパスワードを保存して入力の手間を省くシステムが存在しますが、デバイスを紛失・盗難した際に容易く不正アクセスされてしまいます。IDやパスワードといった重要な情報はブラウザに保存せず、定期的に変更して第三者の予測が困難なフレーズを設定しましょう。

IDやパスワードに桁数が少ないフレーズや英数字を設定すると、コンピュータを利用したブルートフォースアタック(総当たり攻撃)によって短時間で破られてしまうことがあります。資産やプライベートを不正アクセスから守るために、メモなどのインターネットから隔離されたオフライン環境で管理しましょう。

不審なウェブサイトや差出人が特定できないメールは開かないよう自己防衛を心がける

マルウェアが仕掛けられているスパムメールやフィッシングサイトは、セキュリティソフトが正しく機能していても完全には防げません。誤検出により「無害なもの」と表示されるケースもありますが、鵜呑みにせず不審なウェブサイトや差出人が特定できないメールは開かないように注意しましょう。

デバイスの挙動が不審な場合はマルウェアに感染しているかもしれない

にゃんにゃんにゃんにゃん

最後に、トオル先生にまとめてもらいましょう!

わんわんわんわん

お願いします!トオル先生!

トオルトオル

OK!

最近デバイスの動作が異常に遅くなった、特定のファイルやデータが開けないといった場合はマルウェアの感染を疑いましょう。放置していると軒並みプログラムのソースコードを改ざんされ、個人情報が不正に送信されてしまうリスクもあります。

一度インターネットに流出した情報は回収が困難であるため、セキュリティソフトの導入は必須です。またインターネット回線の見直し、日常的に実行できる簡易なセキュリティ対策も忘れずに行いましょう。

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トオル

トオル

元大手通信会社に10年勤務していたトオルと申します。 自分自身、インターネットの難しさに触れ、自分なりに勉強しながら解決する、という経験を繰り返してきました。 インターネット回線やモバイルルーター、SIMなどの知識には自信があります。 「インターネットに関しての難しい」を少しでも簡単に、親切にお届けできれば、と考えています。 趣味:PC、スマホなどのガジェット、マラソン、釣り、マージャン 好きなお酒:ビール 好きな女性のタイプ:深田恭子 休日の過ごし方: 上記趣味とネットサーフィン